サイエンス教室を実施しました。
この教室の目的は「身近な現象について考えること」です。
中学生になると夏休みの課題で自由研究があります。
ほとんどの中学生がインターネットで検索したり、保護者や兄姉に手伝ってもらったりしながら行っていると思います。
もちろん、それが悪いことではありませんが、検索したり、手伝ってもらったりしてそれで終わりではいけません。
「なぜ、その現象が起きたのか。」
「その現象を何に活かせるか。」
など、自分で考える(考察する)ことが大切です。
今回の実験は全部で5つ
気圧の変化で膨らむ風船や、気圧の変化で凹む空き缶、食塩水と洗濯のりでできるスーパーボールなど、目の前で起きた現象が「なぜ起きたのか?」を問題形式にして考えてもらいました。
メインの実験では片栗粉を使ってダイラタンシー現象を体験し、ミルク餅を作りました。
水に溶いた片栗粉は強く握ると硬い固形のように感じますが、握った状態からゆっくり力を抜いていくとやわらかい液体状に戻ります。
また、水に溶いた片栗粉を加熱するとお餅のように固まってしまいます。
家にあるものでできる実験なのでおうちでも試してみて下さい。